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若い世代から情報をインストールして古い自分のバージョンをアップする

自分をアップデートしてみる

行動制限のないゴールデンウイークとなった今年、久しぶりに息子二人に会いました。

と言っても大学生の次男とは学校の休み中に帰省はしてくれていたので会っていたのですが、社会人として働く長男とは自主規制もありなかなか会えず。

今は昔と違ってlineで様子が確認できるので、長い期間会えなくてもさほど心配はしていませんでしたが、やはり会って自分の目で確かめられるのは安心材料が増えますね。

ゴールデンウイークの楽しい一日ですが、私なりに気づきがあったので記録しておこうと思います。

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「自分世代には関係ない」と思わない事の大切さ

例えば、「友達親子」というような言葉が浸透してきて、娘と服を共有するという方も多いと思います。実際、街でも仲良しな親子が「きっと娘さんの服を借りているのだろうな」と思われるファッションをまとった私世代のお母さんをよく見かけます。

微笑ましい事ですが、それを見るにつけ

torico
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私には関係ない事だから

と思ってきました。

もちろん私の子供は息子2人なので服の共有は出来ないということもありますが、私の頭がカチカチなので

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あれは若い子たちの物

とはなから決めつけてしまう悪い癖があります。

思考が昭和のまま固まっているというのは自分でも自覚していて、でも年相応でそんなものだろうとも思っていました。

ただこの考えを打ち破った、ある意味「目から鱗」な出来事があったのです。

若い子が使うものだとばかり思っていた眉ティント

眉ティントというものをご存知でしょうか?

もちろん若い世代の女性は当然知っていることでしょうし、娘さんがいるお母さんなら既に使っているかもしれません。

ただ何度も言うようにうちは息子2人。スポーツジムに通っている頃には、人付き合いが苦手な私でさえも若い子から大先輩にあたる年代の方まで仲良くさせていただいていました。

しかしコロナ過でジムを退会するという選択をして以来、以前の自分に戻り家の中でじっと1人で過ごす生活に戻りました。

それは私にとってはいわば「ホーム」みたいなもので、頻繁に外に出かけて行っていた頃の方が「アウェイ」。

ただ、アウェイにいれば1人では知る由もなかった情報を耳にし、「ほ~」と思う事もたくさんあったのでしょう。それが必要かどうかは別として…

話を戻すと、それまで存在は知っていた「眉ティント」を、今となっては何がきっかけだったか思い出せませんが試してみたところ、これが私の中で大ヒット!

年齢と共に薄くなってきた眉を描くことだけは、マスク生活でメイクをしなくなっても必要不可欠のものでしたが、朝起きて鏡を見て眉がキチンと存在しているだけで、こんなにも見苦しくないものなのね!と今でも毎朝感激しています。

動画でも紹介しているのでもし興味があればご覧ください。

動画で見る

愛用しているのはこちらの眉ティントです。

私たち世代こそ使うべきアイテムだと思っています。朝、鏡を見た時に「おぉぉ…✨」と思うあの感動、ぜひご一緒に♪

次男からのバージョンアップアイテム・音楽

次男は現在大学4年生。そしてこの世代は面白いことに私たちの世代が若い頃に聞いていた音楽を「新しい」と感じて熱心に聞いている様子。

例えば、ある日息子が松原みきさんの「真夜中のドア〜stay with me」を聞いているのでびっくりしたことがあります。なんでも世界的?にリバイバルしているとかで、それにも驚かされました。

2000年生まれの次男はあるころから80年代のポップスにハマり、サブスクでは次々におススメと称してそれらの曲が紹介されるため、今や彼の再生リストは私が知っている曲ばかりになったほど。

でもそれだけではなく今の曲もまんべんなく聞いていて、車に乗るとすぐにBluetoothで接続して「お気に入りリスト」を聞いています。

その中で私もすっかり気に入ってしまったアーティストが2人。テイストが80年代を思わせるサウンドで、私世代が聞いても何ら違和感がないのです。

ミツメ

まずは「ミツメ」というバンド。曲を聞いてみてください。

いかがでしょう。どことなく懐かしい雰囲気、でも今風に洗練されている感じが何とも気に入ってしまいました。

耳に馴染むというか、作業を邪魔しない、尖った感じがないから心地良くて、私にはこれがまさにリラックス&チル! いつまでもずっと聞いていたい…今一番のお気に入りです。

カネコアヤノ

次にカネコアヤノさんです。

可愛い顔(って多分ご本人はこんな言われ方は嫌なのでしょうねきっと)に男前の演奏、あの細い体のどこからスコーンと圧倒的な歌声が湧いてくるのか。もう興味津々なおばちゃん😅

カネコアヤノさんの曲もまた、昔の雰囲気を残しつつ今風に仕上がっていて、これまた私世代でも違和感なく聞いていられるアーティストの一人だなと感じます。

長男からのアップデート・カードゲーム

久しぶりに会った社会人の長男からインストールされたのは、意外なものでした。それはカードゲームと言われるもの。

うちの息子たちは小さい頃からまわりの子たちに比べてテレビゲームの類にさほど関心がありませんでした。というか、正直なことを言えば私や夫が遠ざけていた部分もあります。

それでも小学生の頃はまわりの友達から仲間外れにされないようにと最低限のゲーム機は与えたのですが、他の子たちほど熱中することはなく、その時間を読書に充てて過ごしていました。

これは多分、私たち夫婦が一切ゲームをすることがなく、趣味は読書で図書館にも頻繁に通っていたというバックグラウンドも多少影響していたかと思います。

また、家族で楽しむボードゲームもいくつか家にあったものの、さほど盛り上がらないまま押し入れの奥へ…というものも多く、トランプに至っては私のトラウマ(笑)があったため、家でほとんどやったことはありませんでした。

そのかわり、息子2人とも将棋やチェスが得意だったかも。もちろん私は両方ともやらないので、将棋は夫が教え、チェスは長男が本を読んでルールを覚えて次男とやる…といった感じでした。

そんな長男が今とてもハマっていて、中高一貫時代の友達や大学の友達と頻繁にやっているというカードゲーム。

私がトランプやカードゲームが苦手な理由は、ルールを覚えるのに時間がかかったり、そういったゲームのコツがわかっていないためにいつも負けてしまって、別に負けることは私にとっては全然構わないのだけど、それを「また負け!」「へたくそ!」などと若い頃に言われ続けたことで完全にトラウマになってしまったのです。

だから我が家はウノ禁止令が出ています😅

長男のマンションに遊びに行ったところ、「面白いのがあるから、簡単だから一緒にやろう」と言って「えぇぇぇ…私…やだな…」とつぶやいてもお構いなく、配られたカードゲームがこれ。

何やらもう絵が怖いし、簡単なルールと言っても苦手意識が異常に強いから頭に入ってこない、例のあの嫌な感じが一瞬にして蘇ってきました。

カードゲームの苦手な所のもう一つとして、競うようにして相手を負かすことです。ゲームが白熱して熱くなってくると、汚い言葉を使う人もいて(そういう所にその人の本性が見える)嫌な気持ちを引きずってしまうのです。

そういえば長男は小学生の頃、「サッカーは好きだけど自分が失敗したらみんなに悪いからやりたくない」と言っていたことを思い出しました。わかる、その気持ち!

しかしそんな長男がおすすめするだけあり、このザ・ゲームは相手と争うのではなく、全員で協力し合ってクリアしていくというもの。

おぉぉ…そんな私に向いているゲームなんてあるの?それなら私も好きかも!とやってみたところ、これがルールを覚えるのが苦手な私でも理解できる簡単なもので、シンプルだけど戦略が必要な部分もあり、思わず引き込まれてしまいました。

なんでも長男はこれまで何度やっても勝ったことがないのだそう(手札の状態で、チーム側かゲーム側が勝つのか決まるのです)。

なのに初心者の私と次男がいるチームでいきなり勝った!(笑)

ビギナーズラックとはまさにこういう事なのでしょうね。お互いの手札を考慮し協力して手札をなくていく、いやはや、とっても楽しいゲームでした。

私には関係ない、と思うクセをやめてみる

このゴールデンウィークに息子2人に会っただけで、私がこれまでガチガチに固めていた古い考え方や、頑なに拒否してきたガードがするりと解除された感じです。

若い子が歌う、懐かしい雰囲気をまとった今サウンド、相手を負かして勝つのではなくみんなと協力して勝ちを取りに行く、なんて楽しいのでしょう。

性格的に、年齢的につい「私には関係ない」とスルーしがちなことが多いですが、ちょっと足を止めて耳を澄ましてみると、スーッと体に馴染むことがたくさんあります。

古い考えを悪いとは思っていないし、それはそれで年相応の配慮や常識も必要。でもちょっとだけ情報をアップデートしてみる。

これ、なかなか楽しい経験です。

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