オーディブルを始めてみたいと思っても、最初に迷うのが「何を聴けばいいの?」ではないでしょうか。
私もそうでした。
もともと本は読む方でしたが、耳で聴く読書にはなかなか慣れず、「せっかく加入しても途中で挫折したらどうしよう」と少し不安もありました。
そんな私が最初の一冊として選んだのが、原田ひ香さんの『古本食堂』です。
登場人物が少なくて覚えやすく、物語は穏やか。途中で止めてまた再開しても世界観に戻りやすく、最後にはほっと温かい気持ちになれる作品でした。
もし「オーディブルの最初の一冊」を探しているなら、この作品はとてもおすすめです。
私もここから始まりました
『古本食堂』とは
原田ひ香さんの本は「三千円の使い方」が最初の出会いでした。
さらっと読めて父の病院の待ち時間にピッタリで、何より前向きな内容に病院にいることも忘れられるくらい、気が滅入ることなく読めたことから、すっかりファンになりました。
オーディブル初心者の私が『古本食堂』を選んだ理由
長い間オーディブルに苦手意識を持っていて、何度も試した結果、やっとすんなりと「耳で読む読書」を楽しめるようになりました。

もしかしたら私と同じように、オーディブルが苦手と思っている方も多いかもしれませんが、中でも原田ひ香さんの本はオーディブルに加入して初めて聴く一冊に選ぶのには最適だと思います。
その理由は
登場人物が覚えやすい
穏やかな物語で疲れない
ナレーションが自然で聴きやすい
途中で止めても戻りやすい
などがあげられますが、とにかく私的には

一番の魅力は、流れがとにかく穏やかなこと
という点を前面に推していきたい!
毎日の暮らしの中だけでも、考えることはたくさんあります。
家族のこと、健康のこと、お金のこと。
頭の中がいっぱいなのに、読書まで複雑だったら、それだけで疲れてしまいます。
だから私は、本の中くらい肩の力を抜きたい。
その点「古本食堂」は複雑な設定は出てこない代わりに、美味しい料理がたくさん出てきます。これは嬉しい・楽しい♪
登場人物多すぎ
相関図、複雑すぎるでしょ
外国の人の名前、全く覚えられん
では泣きたくなります。読書中くらい、楽しい気分になりたいもの。
だから「古本食堂」はピッタリなのです。
年齢を重ねた今だから、この物語が心地よかった
確かに若い頃は、複雑な話や登場人物が多い小説もどんとこいでした。
なにせ



本は分厚ければ分厚いほどわくわくするのよ
と思っていたので、「事件が起こらない小説」には興味が持てなかったのです。
でもいつの頃からか、「怖い話」を読まなくなりました。
「医療系ドラマ」も見なくなりました。
それは、年齢を重ねてきた自分が「いつかそうなるのかも」という現実的な目線で見るようになってしまったから。
犯罪が出てくる本も不安になって夜眠れなくなるし、医療系に関しては少し前なら自分の親の心配だったのに、今は「自分の事」としてとらえるように変化しました。
だから今は、重い話より「明日が不安じゃなくなる話」を読みたい。
オーディブルで選ぶ小説もそう。
前向きで、希望が持てて、明るさが感じ取れるもの
例えば犯罪の小説でもいいんです、主人公の受け止め方が「前向き」だったり「とぼけた明るさ」が感じ取れればそれで。
それだけで読後感が全然変わる。そんな本を私は読みたいのです。
だから「古本食堂」は心地よく終えることができるのです。
『古本食堂』はこんな人におすすめします
繰り返しになってしまいますが(推しが過ぎて申し訳ないです)、こんな方にぜひおすすめしたい
オーディブルを初めて使う人
難しくない話なので、「ながら聞き」にピッタリ。散歩中も安心して聞けます(散歩中に急に「えっ!?」と声が出てしまう心配もありません笑)。
日常系の穏やかな物語が好きな方
「突然後ろからバーン!」みたいなシチュエーションは出てこないのでご安心を。「何気ない日々」が綴られた穏やかな物語です。
本と喫茶店が好きな人
食べ物描写が好きな方にピッタリです。
私は小説の中に食べ物がちらりと登場するだけで、記憶に強く残ります。
現実の神保町に興味がある方
神保町にある実在店が登場するので、好きな人には「聖地巡礼」も楽しめます。
Audibleで『古本食堂』を聴いてみる
現実からの逃避、ともいえるかもしれません、最近の私の本の選び方。
でもわざわざ現実的な話を聞く必要もありません。ただでさえ現実は大変なのに(笑)
だから、本の中でだけは楽しい気分で過ごしましょ。ご機嫌に暮らすために。
私は「耳で読む読書」が苦手でした。
でも『古本食堂』は、その印象を変えてくれた一冊です。
オーディブルを始めようか迷っているなら、30日無料体験で自分に合うか試してみるのもいいと思います。
「古本食堂」をAudibleで聞く



