私も2015年・2019年と息子二人が巣立ちを経験していますが、未だに涙が出ることがあります。
出産をして家を出るまで、ずっと一緒に暮らしていたのですから、そう簡単に寂しさが消えることはないと思います。
そんな私が、寂しくて涙が止まらない時に気づいた対処法をお話しします。
子供の気配を感じさせるようなものを目につきやすい場所から移動させる
目につくと胸がチクンと痛むので。
小さなことだけど、目に入らないという事はかなり寂しさから逃れられます。
着ていたもの・履いていたものを見えない場所に片付ける
滞在中に使っていたものを見えないように覆いをする
子供が帰省したあとなどは、にスリッパを洗ってすぐに片付けます
あと、子供が帰った後の部屋を片付けるのは少し待った方がいいかもしれません。
寝具を洗ったり掃除機をかけたいところですが、部屋にはまだかすかに子供の匂いが残っていたりするので、ここはあえてしばらく部屋を封印するのも苦しくならない一つの方法かも。
ついさっきまで華やいでいた部屋が、シーンとしているのは・・・きます、心に😢
自分が癒されるものを見つける
昔からキラキラしたものに心惹かれることが多かったです。
キラキラにどんよりした自分を引き上げてもらえる感じがして。
だから、キラキラしたビーズがついたスリッパを履いたり、手にするアイテムはキラキラしたものを選ぶようにしています。
そしてこれはわりと最近のことなのですが、フワフワした手触りのものに心が癒されていることに気づきました。
これまではトイレにはマットを置かない派だったけれど、フワフワしたマットを敷いたらトイレを利用するたびにほわんと嬉しい気持ちになりました。
ちょっとしたことだけど毎日のことなので小さな喜びが積み重なる気がします。
それまではかたくなに化繊のものを見につけたくなかったけれど、今はジェラピケのようなフワフワに包まれてほっこりするのがマイブームです。
たったそれだけのことですが、自分を癒すのに十分なアイテムになります。
その他、アロマテラピーや音楽も心を癒すのに役立ちます。
私は心が折れそうになった時にはお気に入りのアロマを炊いたり、体につけたりして、「好き」に包まれるようにしています。
好きなものに囲まれて暮らす
それまではすべての事が子供優先で生きてきたから、子供が巣立った後は心にぽかんと穴が開くのは当然です。
そこで、これを機に自分が好きだと思ったものに囲まれて過ごすことにしました。
例えば食器。
お気に入りのブランドのカップやお皿・カトラリーで揃えたら、1人だとおろそかにしていた食事の時間が楽しみに変わりました。
カーテンでもいいしラグでもいい、自分の好みを優先して選ぶという楽しみを知ってからは、自分のいる空間が豊かになった気がします
趣味を見つける・誰かに向けて発信する
子育て中は、やりたいなと思ったことやちょっと興味を持ったことがあっても、そこに正面から向き合える時間がなかったのではないかと思います。
だから子供が巣立って身軽になった体で、やりたくてもできなかったことをしてみるのはどうでしょうか。
私は久しぶりに編みものを始めたりもしましたが、何よりも一番大きかったのはyoutubeを始めたことです。これは予想外の出来事でしたが😅
おかげで生活に張りが出た気がします。これ、大事☆
もちろん、youtubeでなくてもブログもとてもいいと思います。
日記もいいですが、誰かに向けて発信するという事が、心のすき間を埋めるのにはいいのだと思います。
体を動かす
運動は好きではありませんが、体を動かすことは気持ちを切り替える助けになりました。
ジム通いとまでいかなくても、ウォーキングに出かけるだけでずいぶんと気持ちが前向きになるのを感じました。
家の中でも運動は出来ますが、外に出て季節の移り変わりを目や耳で、五感で感じるのは気分転換にもってこいです。
また、家の中では思考が同じところをぐるぐる回ってしまいがちですが、外に出ると案外新しいアイディアが浮かんだりもします。
親が健康でいることが、子供にとってはありがたいことでしょうから、積極的に体を動かす習慣をつけたいものです。
最終的には、無理に涙を止めない
最初の頃はどこでもふとした瞬間にとめどなく涙がこぼれてきて困ったものです。
涙は場所を選んではくれませんから。
子育てが全てだった、子育てが趣味だった、そんなお母さんほど苦しさは大きいし長引くかもしれません。
でも子供がいなくなって寂しいと思うのは、今まですべてを注ぎ込んできたからこそのこと。
その事に対して胸を張ってもいいのではないでしょうか。
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