無類の本好き・活字好きの私が、以前に比べて本を読めなくなった理由。
それは一言でまとめると「老い」。
何その悲しすぎるまとめ。
でもオーディブルを手に入れた私は最強☆
おかげで様々な理由で読むことが出来なかった村上春樹さんの「『騎士団長殺し』を聞くことが出来ました。
村上春樹の本は読みたいけれど…とお嘆きの全私世代ハルキストにこの記事を捧げます。
そもそも村上春樹の本を「読めない」理由は
悲しいけれど認めなければなりません。

本が重すぎるんよ
村上春樹さんの著書と言えば「分厚い」です。大好物です、分厚い本。
しかも1部2部と続くことも多いから、分厚い本が3冊という、最高過ぎる展開でサイコー過ぎる(2度言ってみた)のです。
私が思う『そもそも村上春樹の本を「読めない」理由』は
- 本が重い
- 軽い単行本が出版されるまで待つからなかなか新作が読めない
- 一気に読む暇がなく少し前から読み返すためなかなか先に進めない
という点。
軽くて持ち歩きやすい文庫版にさえなっていれば、すき間時間に読むことが出来ると思いきや、今度は老眼鏡を持ち歩かなければならない羽目に。



そこでオーディブルな訳だけど
大好きな著者の本だからこそ、それを朗読する読み手との相性が大事なわけです。
特に村上春樹コンテンツはプロのナレーターではなくなぜか俳優さんが読み手を務めています。
うーん。
うーーーーーーん。
そりゃないぜ(村上春樹風)
大好きな作品だからこそ、読み手は大事。本当に、大事。
というのも、以前にもある作品を聞いた時のオーディブルの世界観が私の持つそれとはまったく違っていたため、ひどくがっかりしたことがあるから。
それを村上春樹でやられてしまったら…と、聴くまでは冷や冷やしていました。
そんな不安を軽く超えてきた高橋一生の騎士団長殺し
不安ながらも、聴きたい気持ちの方がはるかに上回り、恐る恐るですが聴いてみることに。
でも聴き始めた瞬間、ぶん殴られたような衝撃が走ったのです。
村上春樹×高橋一生=最高
村上作品を俳優がナレーションすることに、正直不安や不満がありました。
でも、村上作品と高橋一生さんのその相性の良さにビックリ。
- 作品の世界観を邪魔しない、むしろ完全に一体化している
- ナレーターが考える「色」を押し付けてこない
- 内容がスッと入ってくる落ち着いた聞きやすい声
一貫して淡々と読んでくれているからこそ、自分の感じ方で物語をイメージできるのです。
好みはそれぞれですが、高橋一生さんのナレーションの虜になったトリコです。
\ 高橋一生さんのサンプルボイスを聞いてみる /


年代にあう方法を見つけていけば年をとるのは悪い事じゃない。さぁ新しい読書の世界を冒険だ
年齢を重ねれば、当然「できない事」は増えてきます。
子供が成長と共にできることが増えていくのと逆の現象です。
それは仕方ない事だし受け入れるしかない。ここはいったん諦めましょう。
でも、できない事を諦める必要はありません。
本が重くて関節が痛い ⇒軽い文庫本が出るまで待てばいい
老眼で本が読めない ⇒オーディブルで聞けばいい
できない事が増えた ⇒対処法を見つければいい
オーディブルは、本好きの私が年齢を重ねたことで読めなくなった事への最適な対処法だったのです。
こういうことは、これから先どんどん増えていくでしょう。だったらそのたびに会い処方を考えればいい。
そしてそれが見つかった時の嬉しさは、自分の誇りにすればいい。
こだわりを持つのは大事だし、時にはこだわりを一旦置いてみるのも大事。
オーディブルのナレーションだってそう。
自分の中で世界観を作り上げている人にとって、その世界観を壊すナレーションは困りもの。
たかがナレーションと言うなかれ。
その延長線上で、自分の世界観にピッタリ合ったナレーションを見つけた時の感動たるや。
本を読む場面は減りました。でも、本を好きな気持ちは減っていません。
読み方が変わっただけ。
おかげでまた、村上春樹に会うことができました。





