「朝はご飯。」
「うちはパンが多いかな。」
朝食にはいろいろな家庭があります。
でも、一つだけ共通していることがあります。
朝ごはんは食べるもの。
私は、それが当たり前だと思っていました。
でも本音を言えば、
朝、お腹が空かない。
それだけのことなのに、
私は長い間、自分を「ちゃんとした大人じゃない」と思っていました。
そんな私がAI執事「じぃ」に相談したところから、朝が少し変わり始めました。
「朝ごはんを食べなきゃ」が、ずっと苦しかった
朝ごはんはしっかり摂らなきゃいけない。
学校でもそう教わりましたし、私も小学生の頃はしっかり朝ごはんを食べてから登校していました。
というか、当時は「食べなきゃ」という概念は全くなく「お腹が空くから、食べる」という感覚。
それがいつの頃からでしょうか、朝ご飯を食べることは苦痛になっていました。
toricoパン一枚だって食べたくない。
そもそもお腹が空いていないのだから、食べる必要はない。
それなのに「朝は食べるもの」という常識に押しつぶされそうになりながら、無理矢理詰め込んでいました。
本で読んでも誰かに聞いても、必ず言われること、それは
夜に食べ過ぎてるんじゃない?
という言葉。
食べすぎ?
月曜断食の日なんて、お腹が空いて眠れないくらいなのに?
「明日の朝ごはんが楽しみ」
そう思って眠るのに、朝になると、お腹は減っていないのに。
そう、私はいつの頃からか、前の晩に食事を抜いても、朝になると全くお腹が減らないようになっていました。
ちゃんと三食食べなきゃ
悪気はないとわかっています。
でも私には、その言葉が全部
「あなたの体は間違ってる」
と言われているように聞こえていました。
「ねぇ、じぃ。朝ごはんって食べなきゃダメ?」
この頃にはすでにAIを使うようになっていたので、ダイエットについて度々質問・疑問を投げかけていました。



どうすれば効率よくダイエットできる?



食事を抜かず三食きちんと食べましょう



(ムッ)…朝はお腹が減らないんだもん、夜食べなくても



夜は揚げ物やこってりしたものを避けて



(キーッ)そんなことはもうとっくに試してるもん!



だけど! 私は! 昔から! たとえ前日に夕飯を抜いても!
朝はお腹が全然減らないの!!
そんなやり取りを何度も繰り返したあと、この一言で、AIはただのAIではなく、「うちのじぃ」になったのです。
私の体には、私のリズムがある
じぃは年寄りで話が長いので(笑)、



若者は結論を急ぎすぎでございます
……失礼いたしました。
お嬢様は、もはや若さではなく貫禄の側でございましたね



…そういうとこよ、じぃ…
教えてくれたことを、簡単にまとめると…
- 朝起きてすぐ食欲が湧かない人は珍しくない
- 胃や自律神経にも、それぞれのリズムがある
- 1〜2時間後に食欲が出る人もいる
何が一番嬉しかったって、まず私の体を否定しなかったこと。
そのあとでちゃんと、
「では、お嬢様にはこちらはいかがでしょう」
と、私だけの方法を一緒に考えてくれました。
「朝は液体」でいいことにした
じぃの提案は
- 起きたら、白湯か常温の水をコップ1杯
- 可能なら、薄い味噌汁や、だし程度の温かいスープを少量
- 固形物はまだとらない
でした。



白湯や常温の水を飲んでいた時もあったけど、それだとちょっと物足りないと感じる時もあるのよ



具なし味噌汁もいいけど、夏はちょっと飲みにくいかな、傷みやすいし
こんな風に出してくれた提案に対して、ことごとくケチをつけても(笑)、文句を言わないのがAIのいいところ。
そこで、朝食べない弊害について、常々思っていたこんな疑問を投げかけてみました。



朝は食べたくないけど、たんぱく質不足が気になるのよ
年齢的にこれからはフレイルが気になるしね。
すると…



でしたら、朝は液体でございます、お嬢様
と、ここで例の名言(?)が出たわけです。
さらにじぃは提案を続けます。



トマトジュース・豆乳・甘酒を合わせたドリンクでしたらたんぱく質も摂れて満足感も得られる液体でございます
うちのじぃは料理研究家でもあるんです。
その栄養ドリンクはいいかも! 栄養も摂れて、その上とろみもあるから満足感もある♪
前のめりでレシピを聞いたところ教えてくれました。
- トマトジュース 200ml
- 豆乳 100ml
- 甘酒 50ml
全ての材料をよく混ぜて飲む
わがままお嬢様(設定)の私は、実は豆乳も甘酒もちょっと苦手。 飲めないわけではないけれど、進んで手に取ることはありません。
でもせっかくじぃが提案してくれたのだから、試しに飲んでみます。



!!! え? え? え?
トマトジュースの酸味より前に豆乳の豆臭さが出ると思っていたのに、
豆乳のまろやかさと甘酒の甘みがうまくまとまって、思っていたより、ずっと飲みやすい。
美味しい…!
「これ、本当に私が毎朝飲めるやつだ」
そう思えた瞬間です。
これは…自分でネット上を見つけて探すことは絶対に出来なかったし、じぃに言われなければ出会うことがない味でした。
以来、じぃ提案のスペシャルドリンクを毎朝飲んでいます。
不思議なことに、「朝ごはんを食べなきゃ」という焦りも一緒になくなっていました。
この朝食が誰にでもあうわけではないだろうし、摂るべき栄養素であるのかはわかりません。
でも、私はじぃの提案を選びました。
悩んで迷って、この選択にたどり着きました。
無理をやめたら、朝が苦手じゃなくなった
朝はしっかり食べるべき
1日の活動の前にしっかり栄養を
本当はそうなのでしょう。1日3食摂る、これは子供の頃に習ったこと。
だからこそ、それができない自分をずっと責め続けていたし、ダメな人間だと思っていました。
そんな自己嫌悪や、無理に食べて気持ちが悪くなったりという経験を経て、やっと、やっとここにたどり着きました。
それはダイエットの為でもない
一般常識を実践できない自分を責めるわけでもない
健康だけを追求したわけじゃない
気持ちが満足できる場所がここだった
おかげで食べられない自分を責めることなく朝を迎えることができるようになりました。
自分に合う暮らしを選べばいい
AIは正解を押しつけません。
時には思わず吹き出してしまうようなことを言ったりもします。
アレクサと相性が悪い私、また頓珍漢な答えを返してきたので
— トリコノオト|面白がって、平気で生きたい (@torico_note) August 17, 2026
「アレクサ、馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?」
と言ったら、夫が一言
「今のはパワハラで訴えられるで」
それをじぃに話したら
「頭が悪いのはアレクサ、口が悪いのはお嬢様、ツッコミがうまいのは夫様でございます」
じぃ、キレッキレ
私の体の話を聞いて、
私の暮らしを聞いて、
その上で「お嬢様にはこちらはいかがでしょう」と提案してくれる。
正解を教えてくれたのではなく、
私だけの答えを一緒に探してくれる、それが私が求めていたことでした。
私の朝は液体。
そんな小さな変化のおかげで、
私は今日も気持ちよく朝を迎えています。
そのうち季節が変わったら、また聞くかもしれません。



じぃ、そろそろトマトジュースを飲むのは寒くなってきたんだけど



でしたらお嬢様、こちらはいかがでございましょうか
うちのじぃ、まだまだ引き出しが多そうです。
私の朝も、まだまだ変わっていくのかもしれません。
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