50代になり、フト気づけば太っていました。
自分でも気づかないほど、少しずつ・確実に脂肪を蓄えていたのです。
もちろんダイエットは常にしていました。食べ物にも気をつけていたつもりだし、運動も日常的におこなっていました。
それでも、太る。
悲しいかなそれが50代の太り方かもしれません。ということは、これまでやっていたダイエット法では痩せられないという事。
ジプシーの末たどり着いたのは「月曜断食」。
これが50代女性の体脂肪を見事に減らすことになったのです!
私のダイエットの歴史
痩せない。とにかく痩せられない。
若い頃はどちらかと言えば痩せ型でした。
今考えると、筋肉が少なくて体脂肪が多いという体型だったろうと思われますが(当時は体脂肪を重要視する風潮はなかった)、それでも体重は43㎏程度でした。身長が157cmなのでまぁ太ってはいない部類でしょう。
30代に入り写真の自分がむっちりしていることに気づき、ダンベル体操をしたところ、毎日15分三ヶ月続けて5kgのダイエットに成功。
40代に入ってから体重は46㎏に増えていましたが、それでも何を食べても何を飲んでも、運動をすることもなくこの体重を維持し続けてきました。
大きな変化があったのは50代になってから。
体重を測るたびに1kgまた1㎏と増え、そのたびに「昨日食べ過ぎちゃっただけだから大丈夫」とやり過ごしていたところ、あっという間に52kgに増加。
さすがにこれはマズイと、昔成功した経験から絶大なる信頼をおいていたダンベル体操を始めましたが、三ヶ月経っても半年経っても体重が落ちることはありません。
あ~、これが「代謝が落ちる」っていうことか・・・とショックを受け、毎日一万歩ウォーキングをプラスしましたが、それでも全く体重の変化はありませんでした。
これはいよいよマズイとジムに入会。
ホットヨガやピラティスを週5回・筋トレとトレッドミルを週3回続けたところ、半年後には体重45kg・体脂肪率24%まで減少。ちなみにこの間、食事はそれまでと一切変えずに成功しました。
ダイエットに成功したことや毎日のエクササイズがしんどかったこともあり、減量はストップしてこの状態を維持するための運動に切り替え、筋トレと有酸素運動の頻度を落とし、ホットヨガだけは週5で続けました。
そして半年後、見事に元に戻りました。
特にこの間、食べ過ぎたり飲み過ぎたりとか何かが変わったわけではありません。食生活はこれまで通り、変えたのは運動の量だけ。素人考えで、これで現状維持できると思ったのです。
あとでトレーナーに聞いたところ、目標体重に達してもこれまでの運動を緩めず半年続けることで維持できるとのことでした。あぁ、残念。
そして2019年3月、もう一度筋トレと有酸素運動を週3でしっかり取り組んでみようと決心、さらには食事も良質なたんぱく質や野菜を意識、毎日一万歩を目標としてウォーキングにも取り組みました。
その4ヶ月後、7月にジムのインボディで体組織測定をしたところ、なんとまさかの体重53kg体脂肪率31.2%をマーク。3月の時点で体脂肪率は29.2%、この4ヶ月間で痩せるどころか増えていたという・・・
運動量を増やしたことで筋肉量が増し体重が増えたのなら納得がいきますが、まさかの体脂肪率増とは。さすがに心が折れました。
しかしここであきらめるわけにはいきません。何より、太った自分なんて見たくもない。そしてこんな惨めな気持ちで暮らすなんてもっと嫌。でもじゃぁこれからどうしたらいいの?
3月の時点でジムのトレーナーに目標とする食事方法(たんぱく質・炭水化物・脂質の量)や、スミスマシンによる本格的な筋トレを教えてもらい、それを忠実にやり続けてきました。それなのにさらに太るとなったら、この先いったいどうしていったらいいのか全くわかりません。
いっそのこと、もう「私は体重53㎏の人です」と開き直って暮らすか。その覚悟をしなければならないのか。
やっとたどり着いた月曜断食
そんな時に、今となってはどうして至ったのかは覚えていませんが「月曜断食」にたどり着きました。そしてやり方を知った瞬間
これなら私もきっと痩せられる!
という確信がありました。あくまでも勘で何の根拠もありませんでしたが、これなら私でも痩せられるだろうという強い期待を持ちました。
とはいえ1日とはいえ断食をし、それを長い間続けるという自信がありません。不安もあります。
そこで1週間だけお試しで気軽に始めてみようと考えました。まずは様子を見て続けられそうだったらそのまま続行する、これなら取り組みやすいかなと思ったのです。
そして結論から言えば断食は思ったほど辛くはなく、良食日も美食日も快適に過ごすことができ、何よりも初日からこれまであれだけやっても変化がなかった体重と体脂肪が減ったのです。
そんな1週間の様子を記録しました。
ところで月曜断食って?
さて、ここまで何度も出てきた月曜断食という言葉ですが、そもそもそれって何なのでしょう?
月曜断食は、鍼灸師の関口賢さんが提唱するダイエット法です。
簡単に言えば、月曜日に断食をして火曜日から金曜日は腸が喜ぶものを食べ土曜日と日曜日は好きなものを食べてもいいというもの。
細かく言えばルールがありますが、実際に月曜断食をしている方の中にはゆるやかなルールの中でもしっかり効果が出ている方もいるようです。
ただ私はまずはしっかりとルールに従って行おうと思っているので、これから記す食事内容は割と参考になるのではないかと思います。
もし正しく月曜断食を知りたいという方はぜひ「月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!」を読んでみてください。
それでは、気軽に試してみた月曜断食の一週間の記録をどうぞ。
1日目 月曜日(断食)
いよいよ今日は断食の日。
とても不安な気持ちで迎えましたが、やってみないことには始まらない。
今の私にとって楽しみなのは食べること、ただそれだけ。それをたった一日とはいえ取り上げられるって、それ、生きてる意味があるのか・・・?とすら思うほど(>_<)
しかし、生きてる意味よりも何よりも今一番苦しく思っているのはおのれの醜い体。もうこれが今の最重要案件と言っても過言じゃない。痩せるためなら断食にも耐えられる・・・ハズ。そうでありたい。
ということで始まった断食。
断食はどうだったかと言えば、お腹は減らない、なのに物足りないという不思議な感覚。
お腹が減っていないのに、常に目や脳が食べるものを探しているという感じ。
そして「あぁ、食べられないんだった・・・」と思い出してガッカリするの繰り返し。ホント、呆れるほど繰り返しました。
口寂しくなると常温の水や白湯を飲んで過ごす。
唯一心配だったのは、月曜日は筋トレと有酸素運動に充てている日。断食しながら激しい運動をするのはどうだろうと思ったけれど、まぁまずはやってみることに。
これは特に問題はなく、ふらつきもなく無事に終え帰宅。これまでならジムから帰ってきてお昼ご飯を食べるところだけど、今日はそれもナシ。
寂しい・・・けれどメニューを考えないで済むというのは案外気が楽。
一番辛かったのは夕方。お腹が減って減って辛い・・・というのではなく、食べられないという事実が悲しくて仕方かなったなぁ。
時計を見て、「あぁ、まだ4時」「えー、まだ5時?」と寝るまで時間をカウントダウンし続けました。
で、退屈だったので6時からタブレットを持って半身浴。そこから45分の「メンタリスト」と1時間半の「シャーロック」の動画を見てやり過ごす。
・・・どころか、なぜか半身浴を始めたらお腹がグーグー鳴り出して笑えた(*´Д`)
この頃には、どんなに目が欲しがってもどんなにお腹が鳴っても食べられないという覚悟が出来たので(今頃?)、諦めの境地でお風呂から上がり、今度は白湯ではなく熱湯をチビチビと飲んで気を紛らわしました。
見ると我慢できなくなってしまったら困るので、食べ物の映像や本を見ないようにしていましたが、気づいたら「有吉ゼミ」のギャル曽根の大食いを見ながら「アハハハ~」と笑っていました。
いつも通り10時にベッドに入り、小一時間ほど読書をして就寝。
なかなか寝付けないのは断食中だからではなくいつものこと。むしろ「お腹が減ってるんだもん、寝られるわけないよね~」と開き直れたせいかほどなくして眠りにつきました。
でも次の日の睡眠ログをチェックしたら
・浅い眠り 7時36分
だって。ウケる・・・(T_T)
そりゃ寝ても寝ても疲れがとれないわけだ。
こうして初めての月曜断食の「不食日」を無事に終えました。
2日目 火曜日 良食 (52.1㎏ 33.8%)
朝食
前日の夜の食事を抜いても次の日の朝は全くお腹が空かないというのがいつものことですが、さて断食ともなれば多少なりともお腹が空くのでは?
と思ったのはまだまだ自分がわかっていませんでした。断食の翌朝もいつものように全くお腹が減らず。
胃は軽くもなく、かといっていつもほど重くはなく。
「やった、良食日だ!」と起き抜けに何かを食べようという気持ちにはなりませんでした。
その日の分の食事を作り洗濯・掃除をしてもお腹が減らず。むしろほどよい空腹が心地良い感じ。
とはいえこの日もホットヨガに行くので10時頃に良食を口にする。
そうそう、朝メイクする時に感じたのが
「あれ?メイクのノリがすごくいい!」
ということ。普段からノリが悪くも良くもないし、そもそもそんなことを毎日気にしたこともないけれど、あえて「良い」と感じたということは何か効果があったということなのだろう。
効果って・・・この場合断食しかないよね。
昼食
サラダチキンは市販のもの。作ってもいいけど、これまで何度か作ってみて割と傷みが早いと知ったのでここは市販のもので。
というのも、気分転換のために毎日メインを変えようと思ったから。手作りだと毎日食べなきゃならないのが、こういう状況では負担になりそうで。
ドレッシングはなし。サラダチキンの塩気で食べる。案外いける。
夕食
おくらとなめこの山芋和え(茎わかめ入り)はパルシステムの冷凍。便利で美味しい。
これまでは冷奴の上に乗せて食べていたりしたけれど、夜に豆腐は食べられないようなので(植物性たんぱく質も夜はNG)そのままで。
とりあえず一週間はまずは本の通りにやってみようと思っています。
3日目 水曜日 良食日 (51.9kg 32.4%)
昨日は寝る時間になって空腹感を感じる。ということは夕飯に食べたものは消化したってこと?
でもこの感覚、かなり久しい・・・これまでどんなに食べ過ぎていたのか。
というか、これまでも正直夕飯は野菜多めで炭水化物なしの自分なりにはいい感じのメニューだと思ってた。
じゃぁ月曜断食では何が違うかって、夕飯にたんぱく質を摂らないこと。
正直、日々筋トレや有酸素運動をしているので夕飯にたんぱく質を摂らないことは少々不安だけれど、まずは一週間は厳密にやろうと決めたので。
ただ、寝る前に空腹を感じたということは、たんぱく質がいかに消化しにくいかということなのだろうな。
それと、月曜断食のおかげで胃が休まり、空腹や満腹を感じやすくなってきたのかなとも思う。
朝食
この日は朝から体がフラフラした。お腹がペコペコで低血糖状態の感じ。私は低血糖状態の時、手が震えるという症状が主で、まさに今その状態。
うーん、やっぱり月曜断食は食べる量が少ないんだろうな。
でもそれがもともとの人間の適正量なのかもしれないし。だからしばらくはこのままやっていくつもり。
無糖のヨーグルトが美味しい。胃に染みる。キウイが甘い。というか甘すぎる。まるで砂糖でもかけたみたい。
これが味覚の変化なんだろうな。
ところで、朝食を食べ終わってもまだ手が震えて、立っている足に力が入らなかったので「これは危険!」と感じていちぢくのドライフルーツを一つ食べる。
少しずつかじって口の中でゆっくり咀嚼をして様子を見る。
しばらくしたら震えもおさまり、お腹も心地良い感じ(軽い空腹感と満足感)に。
いちぢくを選んだのは、あすけんの未来さんにいつもいつもいつも「鉄分が足りません」と言われるので、鉄分含有量の多いものを選んでみたわけ。
昼食
ジムで筋トレ40分 トレッドミル45分
あー、失敗失敗(>_<)
「こんにゃく麺冷やし中華風」の上に市販の蒸し鶏くらげを乗せて食べたのだけど、味付きだったのにうっかり付属の冷やし中華のタレもかけちゃって塩辛くて塩辛くて(T_T)
こんにゃく麺の下にはカットしたレタスを敷いたんだけど、きっとそれでドレッシング代わりになるとか油断しちゃったんだな・・・
月曜断食を始めてまだたったの3日目だけど、1食の量も少ないから厳選して食べるようになったから、こういう失敗が悲しい。せっかくの1食がもったいない!
もっと美味しく心が満足できるものを、ちゃんと考えて選ぼう。
それから良食日にプロテインってどうなんだろうなぁ。でも筋トレしたしお昼はたんぱく質をっていうから飲んじゃった。青汁はヤクルトの青汁。
夕食
お昼が遅かったせいか全然お腹が空かず。
それでも食べたほうがいいと思い準備はしたけど、結局3分の1も食べられず残した。
4日目 木曜日 良食 (51.6㎏ 32.6%)
ここ一ヶ月ほど夜の眠りが浅い日がずっと続いている。
だから月曜断食とは関係ないだろうけれど、夕べも眠れずに苦しかった・・・
しかもお腹が空いてきたもんだから余計に眠れず。
月曜断食の本によれば「日付が変わる前には寝る」とのことだったけど、11時にベッドに入ってそこから2時まで眠れなかった。辛かった・・・
朝食
眠れなかったせいだろうか、朝から足に力が入らずフラフラ。睡眠不足も続いていることだし、思い切って今日のホットヨガを休むことにする。
夜眠れないなら昼寝るしかないと割り切り、午前中はソファーに横になってうつらうつらする。
昼食
フラフラするのでお昼の準備もしたくなかったけれど、とにかくお腹は空いているのでヨロヨロと作る。
冬瓜と椎茸のスープは夜飲むことも考えて鶏肉は抜いて作っておいたのだけど、やっぱりたんぱく質が足りないなと思い鶏肉を追加する。
お腹が満たされふらつきもおさまる。やっぱり何かと辛いなぁ。私は家にいるからまだいいけど、働いている人には結構きついんじゃないかな。
夕食
・ナスとエリンギの生姜醤油炒め
・野菜サラダ
・大根と油揚げの煮物
相変わらず体がフワフワした感覚のまま。足に力が入らないというか、体全体がこれまでに経験したことのない変な感じ。
食欲はあまりなく、なんだったら夕食を抜いてもOKな腹具合だったけど、なにせ全体量が減っているのに運動はこれまで通り続けているのだから、良食日には食べないと。
無理して痩せたくない、食べないで痩せるような不健康なダイエットはしたくないと思い、運動・食事・規則正しい生活の三本柱で続けること三ヶ月。
結局、結果が出ずそれどころか始める前よりも体脂肪が増えたことから、すっかりやさぐれてしまい、「もう無理なダイエットでもなんでもしてやる!」と思った。
でも月曜断食は、不食日は1日だけであとは食べる量や質に気をつけながら、美食日は好きなものを食べられるという、無茶なダイエットに比べたら夢のようなプログラムだと思う。
今度こそは成功させたい、いや、実際もう効果が数字に表れてきている。
だからこそ、まずは本に忠実に行いたい。今夕飯を抜けば明日はお腹がペコペコで、多い量を目が欲しがってしまうかもしれない。
そうならないためにも、適度な量の夕飯を摂る、これは私なりの努力かも。
5日目 金曜日 良食 (51.4㎏ 32.4%)
相変わらず体がフワフワした感覚はあるが、昨日よりは大分落ち着いている。今日はジムへ行って筋トレと有酸素運動をしよう。
朝食
夕飯を軽くすることにより、翌朝の朝食が待ち遠しく感じるようになった。そして味覚が研ぎ澄まされたのか、ヨーグルトが信じられないほど美味しい。
そこで朝食の楽しみとして、ちょっと高級なヨーグルトを買ってみることに。
それがこれ。
岩泉ヨーグルト プレーン(無糖) 2kg×1袋
購入前にネットでレビューを調べてみて、大体の味を想像していたにも関わらず、食べてみたら「おぉぉ・・・」と声が出た!
パルテノと普通のヨーグルトのパルテノ寄りという食感。でもお味は唯一無二。月曜断食を続けていくのであれば、これはリピありだな。
昼食
トッピングしたサバ缶はこれ。
いつも多めに買って、友達とのランチ会で配ったりしてるやつ。
食べている途中で宅配便が来て、あれこれやって戻ったらなんだかお腹がいっぱいになっていた。
やっぱりゆっくり食べるって(この場合は違うけど)食べ過ぎの防止になるなぁ。
夕食
あまりお腹が空いていなかったけれど、抜くのも何だと思ってあるものをテキトーに。
もともと玉ねぎが大好きなんだけど、月曜断食を始めてからさらに美味しく感じる。
でも玉ねぎもトマトも糖質が多いんだよねー(^_^;)
6日目 土曜日 美食日 (51.1㎏ 32.2%)
いよいよ美食日。この日は単身赴任の夫が帰宅していたためお昼は外食となる。いくら美食日とはいったってラーメンと餃子は・・・って感じだけど、食べ始めてみたらラーメンは半分しか食べられなかったし、餃子も1個で満足。
胃が小さくなってきているのか?
朝食
・ヨーグルト
昼食
夕食
7日目 日曜日 美食日 (52.0㎏ 31.5%))
朝食に食べそこなった大好物のきゅうりチーズパンを、一番悪いタイミングに食べる羽目に。お腹が減ってどうしても食べたくなってしまったの。
朝食
昼食
夕食
体重の推移グラフ
月曜断食を始めて1週間。体重と体脂肪の推移をグラフにしてみました。
体脂肪は2.6%減
週末にきて2kg弱減っていた体重が戻ってしまいましたが、とりあえず約1kg減ったのは誤差ではなさそうです。
なにより、これまであれだけ運動して食事にも注意してきたにもかかわらず、痩せるどころか増えてしまっていたのに、この1週間でこの動きは私的にはかなりの手ごたえを感じています。
アプリで記録したものは「見える!体重管理と食事記録 ハミング ダイエットカレンダー」というアプリです。可愛くて使いやすい。
折れ線グラフが右肩上がりになるのはモチベーションが上がりますね。
月曜断食を一週間続けてみた感想
月曜断食を試してみて、何が驚いたかってすぐに体重と体脂肪に変化があったこと。
この三ヶ月間、真剣にダイエットに取り組んで週3の筋トレとその後の有酸素運動、正しい食事(夕飯に炭水化物を摂らずバランス良いおかず等)に取り組み、食べ過ぎたり脂質の多いものにも徹底して気をつけていたにも関わらず、体重・体脂肪ともに減るどころか逆に増える結果に。
基本的に真面目な性格(A型の長女)なので、すぐに結果は出なくてもコツコツ正攻法で1年かけて減らす方向でいこうとは思っていたけれど、さすがにこれには心が折れました。
でも月曜断食を始めた途端、スルッと、まさにスルスルッと体重・体脂肪が落ちたことには心底驚きました。これまで何としても動かなかったものが、たった1日で変化があったことのこの喜び・・・わかっていただけるでしょうか。
月曜断食を経験した伊藤理佐さんが、「動かざること山のごとしだった63㎏がスルスルッと57㎏台・・・山が動いた感あるよ」とおっしゃっていましたが、まさにそれ!
断食日は辛いけど、体重の動きが速いからモチベーションが続きます。頑張れば頑張っただけの手ごたえがあるというか。これ大事。
さっきも書いたけど、三ヶ月間あれだけ頑張ったのに、まっっっっったく減らない(何度も書くけど減るどころか増えた)のは本当に凹みます。
これだけ頑張ったのに痩せないどころか増えるって、これから先どうしたらいいのか全くわからなくなりました。大袈裟ではなく、心が折れる音が聞こえました。ポキッ。
その日は泣きながら、これまで我慢してきた揚げ物やケーキやお酒など、体に悪そうなものを「吐くほど食べよう」と思ってカートにポンポン投げ込みました。完全にやさぐれながら。
それらを食べながらとてもみじめな気持ちになりました。あぁ、私は誰かに支配されることを避けてきた人生だったのに、おのれの体重すらコントロールできないのか、と。
飲んで食ってやさぐれた次の日、奇跡の復活。そう、復活が早いのが私の唯一の良いところ。
もう一回頑張ろう。きっと私に合う体重管理法があるはず。そして神様がご褒美のようにくれたのが月曜断食でした。
これは続けられる。私の性に合っている。そう確信したのです。
月曜断食が続けられる理由
なぜそれほどまでに月曜断食の魅力にとりつかれたのか?それを考えてみました。
すぐに結果が出る
月曜断食の優れている点、それは何と言ってもすぐに結果が出るということでしょう。これはダイエッターにとってはとても嬉しいこと。モチベーションも続きやすいです。
先ほども書いた通り、あれだけ運動と食事で動かなかった、誰でも痩せると言われる糖質オフでも痩せなかったのに、月曜断食を始めてからスルスルッと(この表現、ピッタリ)落ちた時には感動しました。
月曜断食の良いところは、多くの方たちの報告を見ている限り、筋肉量を維持したまま体脂肪が減っているということ。
これまでの無理なダイエットでは筋肉量が減り体重が落ちるパターンが多かったようですが、月曜断食では理想的な減り方ができるようです。
私はこれまで通り筋トレと有酸素運動を行っていたおかげで特にそれが顕著に表れたように思います。
体重が減ればやる気も起きます。この点が月曜断食の一番良いところではないでしょうか。
断食はたった1日、だから頑張れる
断食は苦しいです。これは変えようがありません。
ただ、苦しいあとには喜びが待っています。
まずは味覚が変化し、素材の味がより鮮明になること。そのおかげで無駄な調味料を使うことがなくなり、減塩にもなり冷蔵庫の中もスッキリします。
また、食べ物が何も入ってこない状態を作るおかげで胃が休まった結果、より元気になるのを感じました。
キチンとお腹が減る、キチンと満腹感を感じる。
食べたいと思った時にすぐに手に入る今の時代、食べないという選択をするのはなかなか難しいと思います。
あえて断食を一日だけしてみることで、得られることは多かったです。
良食日は案外いろいろなものが食べられてストレスなし
辛い断食日が終わり、やっと良食日になるわけですが、丸一日何も食べていなかった胃に何かを放り込むのは案外躊躇するものです。
また、体重や体脂肪が減ってくるのが数字ではっきりわかるため、あまり無茶な食べ方は自然としたくなくなります。
ヨーグルトと果物だけの朝食は始めはちょっと物足りなさはあるものの、慣れればお腹が軽く快適な状態の心地良さが病みつきになります。
なにより、ヨーグルトや果物の酸味や甘味などがよりクリアに感じられるようになるため、食べることに丁寧になりました。
「良食日」という言い方もまた優れていると感じます。
ルールの範囲内で、体に良いものを・体を作る素になるものをとチョイスするのがとても楽しくなりました。
昼に比較的しっかりとたんぱく質が摂れるためストレスもありません。そして素材の味が美味しく感じるようになるので、調理の手間も省けるようになります。
美食日は思ったほど乱れない
待ちに待った美食日。この日は「咀嚼した量がこぶし2個分」というルールを守れば何を食べてもOKという日。
ただ、「じゃぁあれもこれも食べたくなるのかな?」と思うと私の場合はそうではありませんでした。
美食日に食べたいと思っていたもの、それはパンとラーメン。しかもラーメンはサッポロ一番塩ラーメン(^_^;)
昔から食べているものですが、キャベツと玉ねぎ・人参をたっぷり入れて卵を半熟にして食べるのが大好き。
これまで半年に一回程度の割合で食べてきましたが、まさか美食日に食べたいと真っ先に頭に浮かんだのがサッポロ一番とは。
それからパンは、どこかのお店の美味しいパンが食べたいのではなく、普段朝食に食べていたきゅうりチーズパン。
焼いた食パンの上にスライスチーズを乗せマヨネーズ少量、スライスして軽く塩を振っておいたきゅうり半分を乗せて完成。
これが美味しくて美味しくて、きゅうりが出回っている間(冬場を除く)は毎日毎日食べていました。
毎日食べているのに食べるたびに「あぁぁ・・・美味しい・・・」と毎回唸るほどで、月曜断食を始めてから唯一残念だったのは、このきゅうりチーズパンを食べられなくなったことかな。
なので美食日の朝食はこれ!
・・・と思っていたのに、意外にもヨーグルトだけで満足してしまったという。というより、果物を切らしていたのでヨーグルトだけになったのですが。
それでもストレスなく過ごせてしまうのだから、月曜断食は本当に自分に合っていたのだなと思います。
続ける?続けない?今後の月曜断食
これはもう答えは「続ける」でしょう!
何と言っても結果が出るのは早い、というよりこれまで何をやっても結果が出なかったのに、こんなに早く簡単に効果があらわれたダイエットは初めて。
しかも断食は想像していたよりもはるかに楽だった(むしろ心地良い)ので、結構病みつきになりそうです。あのお腹が軽い感じ、経験して人にしかわからないかも!
断食というとハードルが高いですが、「胃腸を休める日」と考えればなんとなく納得がいく気がします。そちらの考え方の方が好きかな。
お試し感覚で気軽に始めてみた月曜断食ですが、1週間続けてみてかなりの手ごたえを感じたので、しばらく続けてみようと思います。
そして続けるからには目標が必要ですが、私は長い間46㎏で、50代に入ってからじわじわと体重が増えてきました。
ちなみに、身長から割り出した適正体重・美容体重・モデル体重はこちらのサイトで計算できます。
参考:https://keisan.casio.jp/exec/system/1562720980
これによると美容体重は49.3㎏。
ですがせめて46㎏に戻したい。何だったらここはモデル体重を目指したい!
というのも、美容体重って見た目は決して痩せてるという印象は得られないのですよね、経験上。
服を着ても「あぁ、痩せてるな」っと思えるのはやっぱりモデル体重です。
ちなみに私は出産後、完全母乳とワンオペ育児だったためか体重が38㎏になったことが。2人出産して2人とも同じように38㎏になったのでそういう体質なのかもしれません。
さすがに38㎏というのはいろいろ問題だし、なにより体力が落ちて苦しいのは自分。
でも当時の写真を見返してみると、Tシャツはスッキリ着こなしているし、スキニージーンズもカッコいい!
まぁその頃はまだ今に比べると若くて痩せても頬の肉や目がげっそり落ちくぼむこともないからよかったですが、今もし38㎏になったらかなり老けると思われます。
ということで今回目指す体重は45㎏。
それから体脂肪率ですが、こんな比較画像がありました。
この図を見た限りでは25%であっても普通な感じですね。服を着て「痩せてるな」と思われるのはやはり20%でしょうか。
ということで、体脂肪は20%を目標に頑張ってみます(あくまでも目標)。
さぁ、これから月曜断食とともに暮らしていきます!
※現在は月曜断食はお休み中、今はこちらを継続して続けています。
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