人の機嫌が伝わってきて萎縮してしまうこと、ありませんか?
私はあります、とても。
これはちょっとHSP、ちょっとエンパスな体質な私の気づきの話です。
ずっとそうだったから生きづらいのは当たり前だった
人の顔色をうかがってしまう、というのともちょっと違う。
相手の機嫌がなんとなく感じ取れてしまって
それに対応することに気力を注ぐあまり
家に帰るともうぐったり。
人の機嫌に振り回されてばかりでした。
それはずっと自分が弱いからだと思っていたし
人に言わせれば
「気にしすぎだよ」
だそうで。
確かに自分でもそう思います。
そういうものだと思って生きてきたから。
だからずっと
「人生って生きづらい」
と感じてきました。
自分の意見を言うと
「その考えは間違ってる。だからあなたはダメなんだよ」
と言われ
「あぁそうか、私の考えは間違ってのか。私はダメなんだ」
と妙に納得し。
そんなことを繰り返して来た結果、
人の意見や気持ちを優先することに慣れてしまって、
そうすることになんの疑問も持たないようになっていました。
それでも心は正直で、
小さな「?」が少しずつ少しずつたまり続けていたようです。
ただ、「?」にずっと目をそむけてきたし、
長い間放置し続けてきたから気づくのにずいぶん時間がかかってしまいました。
心からの信号にやっと気づけた出来事
きっかけはちょっとしたこと。
いつもの宅配員さんに不機嫌と心無い言葉を放たれたこと。
もう10年以上この地域に配達に来ているベテランドライバーで、
体格もよくて ちょっと強面。
愛想よくふるまっているけれど、いつも目は笑っていない。
そういう相手に対して私は自然と警戒をするようで、
それは自分を守るために大切な能力だとは思うのですが、
ただその警戒の仕方が間違っていて
「怖い=服従する」
という方法を選択してしまうのです。
だから頻繁に宅配物を届けにくる、
3回に1回は機嫌が悪いドライバーさんに
毎回ビクビクしながらも鈍感なふりをして対応してきました。
でもその日のドライバーさんは
過去最高に機嫌が悪かった。
きっと忙しさもピークだったのでしょう。
容赦なくはなった不機嫌さと、強い口調の言葉が
この時ばかりはいつまでも私の心に氷のかけらのように突き刺さったまま。
しかもその氷は突き刺した周りもどんどん凍らせていったようで
しまいには街中でその宅配業者の車を見ただけでドキドキするようになってしまったのです。
今は宅配も対面だけではない受け取り方も増えてきましたが
それでもまだ直接受け取ることが多いです。
置き配指定したのに直前になって対面での渡しに変わっていた時に
あのショックたるや。
今はもう声を思い出しても怖いので
インターフォンでの対応も無理。
逃げるが勝ちは、あり
・・・とまぁ、これは一つの例だったわけですが、
これをきっかけに
「そうだ、逃げよう」
と思いついたのです。
逃げるが勝ちとはよく言ったもの。
何も我慢している必要はない、逃げよう
他人の機嫌に振り回されずに済むように
そういう人たちからは全力で逃げよう
そう決めました。
手始めに宅配便に関しては
置き配ができない場合はコンビニ受け取りやロッカー受け取りにすればいい。
これまで私を支配しようとしてきた人からは
強い心を持って切ればいい。
そう、切ってもいいんだっていうことを
私はもう少し受け入れた方がいい。
逃げよう、自分を守るため
それに気づけただけでも
今日はいい日。
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